公益財団法人 東北活性化研究センター

報告書検索

2025年度事業 【自主事業】
他分野との融合による農業ビジネスに関する調査

産業活性化調査報告書地域資源活用6次産業化2025年度農業ビジネス

背景

  • 東北圏においては、高齢化や人口減少、農業は儲からないといったイメージから農業の担い手不足等が課題となっており、IT化やスマート農業導入による生産性向上に加え、他分野と融合(経営多角化)した付加価値向上が求められている。
  • こうした中、農業以外の大手国内企業等が近年、農業に続々と参入し、「農業ビジネス」が普及し始めている。大手シンクタンクの調査によると、その産業規模は現在の4.5兆円から25年後にはおよそ8兆円を目指すべき成り行きが提言されている。
  • 東北圏の発展には農業が欠かせない。東北圏においても農業が観光や飲食、最新のテクノロジーなどの分野と融合することにより新たな農業ビジネスを創出し、地域活性化につながることが期待される。

目的

  • 本調査では、農業の現状やこれまでの他分野と融合した農業の取り組みを整理するとともに、新たな農業と融合した取り組みの先駆的事例を探ることにより、東北圏における新たなビジネスモデルの展開に向けた方向性を提示する。

概要

【調査対象・調査手法】

  1. 全国・東北圏における農業の6次産業化の動向(分野・リソース)に関する調査
    全国・東北圏における農業の6次産業化の背景・進展状況、近年のトレンド、今後の成長見通し、国・自治体・支援機関の支援策等について整理・分析する。
     
  2. 全国・東北圏における農業の6次産業化の先進事例調査(成功のポイント、課題等)
    全国・東北圏において農業が他分野との融合(産業、市場等)や従来とは異なるリソースの用(人材等)を通じて新たな成長機会の獲得や持続的な成長を実現している先進事例を選定し、ヒアリング調査を行う。
     
  3. 他分野との融合や新たなリソースを活用した新たな農業モデルの展開に向けた方向性の提示(提言)
    全国・東北圏における農業の6次産業化の動向に関する調査や6次産業化の先進事例調査を踏まえ、東北圏において他分野との融合や新たなリソースを活用した農業モデルの持続的な成長を支援するために必要な施策や体制整理のあり方について提言する。

【到達目標】

  • 新たな農業ビジネスの仕組みや成功要因をもとに、東北圏における新たな農業ビジネスの展開に向けた方向性を提示するとともに、自治体、農業法人、企業、マスコミ等へ情報発信する。

情報発信

 

報告書

 

東北・新潟のキラぼし by 東北活性研 Facebook

東北・新潟のキラぼし by 東北活性研 facebook

東北・新潟のキラぼし by 東北活性研 Twitter