2024年度事業 【自主事業】
人口の社会減と女性の定着に関する情報発信
目的
「人口の社会減と女性の定着に関する意識調査」(2020年度実施)の調査結果ならびに提言をもとに、従来の地方創生施策のあり方を見直し、真の地方創生実現のため、地方自治体や産業界へ示唆を与えるべく、情報発信を強化することを目的としている。
概要
東北圏における若年女性人口の社会減対策に資する提言を、フォーラム等を通じて広く発信。東北圏が若い世代に選ばれるための方策について考えるとともに、意識革新し、実践する機会を創出した。
1.普及啓発検討委員会
様々な角度からご意見をいただき、情報発信事業に反映。
日程:2024年5月29日(水)、2025年2月27日(木)
委員会メンバー
委員長 天野馨南子 氏 ㈱ニッセイ基礎研究所 生活研究部 人口動態シニアリサーチャー
委 員 柿﨑 悦子 氏 山形大学 ダイバーシティ推進室 副室長
委 員 熊本 均 氏 ㈱フィデア情報総研 執行役員 上席理事
委 員 今野 彩子 氏 ㈱ユーメディア 取締役
委 員 小笠原孝史 氏 (一社)東北経済連合会 専務理事
2.「人口の社会減と女性の定着に関する情報発信 青森フォーラム」の開催
人口減少・少子高齢化が進む青森県において、地域の状況を〝データを基に“ 正しく理解し、男女間や世代間等のアンコンシャス・バイアスを払拭するとともに、「女性や若い世代の雇用」「若年層の地域定着」について参考としていただくフォーラムを開催した。
人口の社会減と女性の定着に関する情報発信 青森フォーラム
日時:2024年7月24日(水) 13:30 ~ 16:30
会場:ねぶたの家 ワ・ラッセ(青森県青森市安方1-1-1)
プログラム:
第1部 基調講演「緊急報告・10年で4割減少する青森県の20代人口~対前年20代人口流出率全国ワースト1の衝撃~」
講師:天野 馨南子 氏 株式会社ニッセイ基礎研究所 生活研究部 人口動態シニアリサーチャー
第2部 パネルディスカッション「青森県が若い世代に選ばれる地域になるために」
パネリスト(50音順)
天野 馨南子 氏 株式会社ニッセイ基礎研究所 生活研究部 人口動態シニアリサーチャー
堤 静子 氏 八戸学院大学 地域経営学部地域経営学科 特任教授
浜田 大豊 氏 株式会社生き活き市場(虹のマート) 専務取締役
ファシリテーター
松田 英嗣 氏 あおもり創生パートナーズ株式会社 取締役
主催:公益財団法人東北活性化研究センター
共催:青森県
一般社団法人東北経済連合会
後援:青森市
レポート
3.「人口の社会減と女性の定着に関する情報発信 インタビュー調査」の実施
- 東北圏出身で、就職や転職を機に東京圏へ転出した若年女性を対象に、インタビュー形式でその 理由・背景等について情報収集を行い分析し、東北圏から若年女性が域外に雇用で流出する問題に 対する示唆を得ることを目的として実施した。
調査報告
情報発信
講演
- 宮城県地方振興事務所主催 令和6年度女性活躍!仕事のやりがい発見プロジェクトチーム
「人口減少と女性定着に関する基礎講座」(2024/8/26) - 上伊那広域連合主催シンポジウム「女性が輝く上伊那になるために~他地域の実践と上伊那の取り組み~」(2024/11/14)
- 福島商工会議所 未来創生委員会(2025/2/21)
取材等
- 意識調査結果について取材対応、記事掲載(2024/4/23 読売新聞)
- NHKクローズアップ現代 取材ノート「地方を去る女性たち…なぜ?本音を聞いてみた」(2024/7/17)
- 人口減少対策に関する取材対応、放送(2024/8/17 NHK 仙台放送局「てれまさ」)
資料提供
- 「 筑波大学・JAPIC(日本プロジェクト産業協議会)リレー講義」におけるパシフィックコンサルタンツ㈱様の資料(映写・配布)の中で、意識調査の結果を引用(2024/7/6)
- 「 少子高齢社会 総合統計年報 2025年版」(三冬社:2024/12/4)にて意識調査結果を引用掲載
- 「 地方で拓く女性のキャリア~中小企業のリーダーに学ぶ~」(光文社新書:2025/2/19)にて 意識調査結果を引用掲載
その他
- 事業専用特設サイト「TOHOKU MIRAI+」にて、フォーラムのレポート・ダイジェスト動画ならびにインタビュー調査結果を公開
- 機関誌「東北活性研」vol.58 2025新春号に特集記事を掲載
開催報告
人口の社会減と女性の定着に関する情報発信サイト「 TOHOKU MIRAI+ 」
