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令和4年度事業 【受託事業】
女性の地元定着並びに企業における女性活躍に関する意識調査

調査報告書人口減少・少子高齢化雇用・働き方女性活躍令和4年度

背景

  • 当センターが令和2年度に実施した「人口の社会減と女性の定着に関する意識調査」及び「東北の企業における女性活躍の実態調査」については、多方面で反響が大きく、両テーマへの関心の高さと東北圏における女性定着や女性活躍の重要性を再確認することができた。
  • 今後も若年女性の県外転出や企業における女性活躍を課題とする自治体・企業等は多く、引き続き両テーマの調査ニーズは高いと考えられる。

目的

  • これまで当センターが実施してきた女性の意識調査や東北における若者の移住定住に関する調査の知見や実績をより具体的な自治体・企業等の具体的な取組みに活かし、その成果を東北圏の地域活性化に貢献していくために、2022年度は宮城県から両テーマに関連する意識調査事業を受託した。

概要

1.受託事業

宮城県「みやぎ女性応援プロジェクト実態調査業務」(2022年4月~ 2023年2月)

2.目的

若者の県内への就職と定着に有効な施策や若者への効果的な施策などの広報、庁内の幅広い業務に活用するための基礎資料を得る。

3.調査内容

(1)宮城県内大学・短期大学学生就職等調査

  1. アンケート調査
    • 対象:県内の大学及び短期大学(19校)に在籍し、翌年、翌々年に就職を控える学生約25,000人
    • 調査方法:Web アンケートシステムを活用したインターネット調査
    • 主な質問項目:県内への就職及び定着に関する意識/就職活動に関する意識/宮城県内企業や産業に関する意識/将来展望に関する意向
    • 調査期間:2022年6月3日(金)~ 6月26日(日)
    • 回答数:1,882件
       
  2. インタビュー調査
    • 対象:①のアンケート調査でインタビュー調査参加への同意が得られた学生から、県内就職意向の有無や、就職活動の意識などの回答傾向を踏まえて抽出した男女
    • 調査方法:Web 会議システムを活用したオンライングループインタビュー調査
    • 主な質問項目:働き方・暮らし方に関する意識/就職活動の実態
    • 実施期間:2022年7月23日(土)~ 7月24日(日)
    • 回答数:20名

(2)企業等女性活躍実態調査

    • 対象:従業者数10名以上の宮城県内企業1,525社
    • 調査手法:紙面アンケート調査
    • 主な質問項目:女子学生の採用の現状/採用活動の状況/女性活躍やワーク・ライフ・バランスの推進に向けた取組状況
    • 実施期間:2022年6月6日(月)~ 6月26日(日)
    • 回答率:35.6%(回答数543件)

4.成果物

  • 報告書1(学生男女と企業の単純集計結果)
  • 報告書2(女子学生と企業のクロス集計結果及び提言)
  • リ―フレット

情報発信

  • 1/31(火)開催の宮城県男女共同参画推進DAY 講演会にて調査結果の概要を紹介
  • 県のサイトにて調査結果(報告書1)の公表、企業向けリーフレットの配布(2023年3月)

報告書

 宮城県受託事業「令和4年度みやぎ女性応援プロジェクト実態調査業務 概要(PDF)

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