公益財団法人 東北活性化研究センター

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令和4年度事業 【自主事業】
人口の社会減と女性の定着に関する情報発信

その他人口減少・少子高齢化地域政策・地域経済移住定住促進雇用・働き方地域情報発信・人材育成若者の定住・還流女性活躍令和4年度

背景

  • 急速に人口減少・高齢化が進む東北圏は、女性人口の域外流出の面でも最も深刻な地域となっており、若い女性層の定着・還流対策は喫緊の課題である。
  • これまで東北圏各地では、人口減少・少子化問題に対し、若者人口の社会減を食い止めるため雇用の確保・創出を図ったり、少子化傾向を改善するため育児支援や育児環境整備等に取り組んでいるものの、若い女性人口の域外流出についての対処は十分とは言い難い。

目的

  • 2020年度に実施した「人口の社会減と女性の定着に関する意識調査」の調査結果ならびに提言をもとに、従来の地方創生施策のあり方を見直し、真の地方創生実現のため、地方自治体や産業界へ示唆を与えるべく、情報発信を強化することを目的とする。
  • 東北圏における若年女性人口の社会減対策に資する提言を、フォーラムやワークショップ等を通じて広く情報発信し、東北圏が若い世代に選ばれる地域になるための方策や意識革新等について考え、実践する機会を創出していく。

概要

1.普及啓発検討委員会

5月、2月の委員会にて様々な角度からご意見をいただき、情報発信事業に反映させた。
 委員長:天野馨南子 氏 (株)ニッセイ基礎研究所 生活研究部 人口動態シニアリサーチャー
 委 員:柿﨑 悦子 氏 山形大学 ダイバーシティ推進室 准教授
 委 員:熊本  均 氏 (株)フィデア情報総研 執行役員 上席理事
 委 員:今野 彩子 氏 (株)ユーメディア 取締役
 委 員:齋藤 幹治 氏 (一社)東北経済連合会 専務理事

2.「TOHOKU MIRAI+」(当事業専用HP)の作成・公開(7/26)

人口の社会減と女性の定着に関する情報発信サイト「TOHOKU MIRAI+

3.「人口の社会減と女性の定着に関する情報発信 福島フォーラム」の実施

日時:2022年7月29日(金) 14:00 ~ 16:30
場所:コラッセふくしま「401」(YouTube にて生配信)
プログラム
 第1部:出生数は25年で半数へ。なぜ福島の人口減は止まらないのか
    〈講師〉天野 馨南子 氏 (株)ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャー
 第2部:なぜ、地方の小さな印刷会社に女性も若者も集まるのか?
    〈講師〉林 善克 氏 タカラ印刷(株) 代表取締役

4.学生と企業による合同ワークショップ開催(全3回8/31、9/14、9/28)

テーマ「東北圏の企業が若い世代に選ばれるために」
参加学生:17名(東北圏居住者8名、東京圏居住者8名、その他1名)
参加企業:①(一社)グロウイングクラウド(福島県郡山市)
     ②(株)菅原工業(宮城県気仙沼市)
     ③(株)チェンジ・ザ・ワールド(山形県酒田市)
     ④(株)Local Power(秋田県秋田市)

情報発信

人口の社会減と女性の定着に関する情報発信サイト「TOHOKU MIRAI+」を公開 (2022年7月27日)

  • 福島フォーラム開催告知(2022/7/2福島民友)
  • 宮城県の人口減に関する取材対応・掲載(2022/7/9河北新報)
  • 福島フォーラム記事掲載(2022/7/30福島民報・福島民友、2022/10/23毎日新聞)
  • 内閣府男女共同参画局「共同参画」9月号にて、意識調査結果資料提供
  • 令和4年度岩手県立大学公開講座内にて、意識調査結果資料提供(2022/10/1)
  • 意識調査の結果に関する記事掲載(2022/10/19福島民報)
  • 令和4年度行政管理・評価監査セミナー講演(録画・2023/3公開)

 

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