公益財団法人 東北活性化研究センター

報告書検索

令和3年度事業 【自主事業】
東北圏の宿泊旅行市場構造分析調査

産業活性化調査報告書地域活性化3次産業地域観光振興令和3年度マイクロツーリズム

背景

  • 東北圏は他地域に先行して人口減少が進行している中で、国内旅行市場の振興は観光業および周辺産業の活性化や、関係人口拡大に繋がることなどから、有用な施策の一つに挙げられている。
  • そのような中、新型コロナウイルス感染症拡大影響により、インバウンド需要はおろか国内観光需要までもが消失している状況を踏まえ、国内観光需要の喚起はより重要性を増している。

目的

  • 東北圏における国内旅行市場振興の一助とすべく、戦略立案の基礎となる東北圏の宿泊旅行市場構造の特徴の把握と、振興に向けた施策の方向性提示を目指すことを目的とする。

概要

  • 観光関連ビッグデータを扱う「観光予報プラットフォーム」(※)が提供する全国の宿泊旅行データ(至近2か年度データ)を用いて、東北圏の宿泊旅行市場の構造分析を行う。
  • データに関し、目的地に加えて宿泊者の出発地を有するデータを用いることで、国内宿泊旅行の需要構造(東北圏への来訪者の居住地、東北圏在住者の旅先)を把握する。また、2か年度比較にてコロナ影響による需要構造変化を把握する。
  • 観光庁の統計データでは得られない、宿泊者の年代などの属性情報を含むデータを用いた分析により、ターゲット層をより精緻に捉えた方策提言となることを想定。

(※)観光予報プラットフォーム推進協議会が運営するデータプラットフォーム。「地域の活性化」や「サービス事業者の生産性向上」を目指す自治体、観光協会、DMOおよび企業に対し、宿泊を基軸にした観光に関するデータを提供。提供データは、2013年1月1日以降の約2億泊(2020年6月末時点)の宿泊予約・販売データ(旅行会社店頭予約・販売、日本語ネット予約・販売、外国語ネット予約・販売)に基づき、宿泊者の年齢や宿泊金額などの統計データでは得られない属性情報を含む。

情報発信

  • 河北新報掲載(令和3年7月16日)  

報告書

「観光ビッグデータの活用による東北圏の宿泊旅行市場構造に関する調査 」報告書(PDF:3.85MB / 68ページ)

 

東北・新潟のキラぼし by 東北活性研 Facebook

東北・新潟のキラぼし by 東北活性研 facebook

東北・新潟のキラぼし by 東北活性研 Twitter