平成27年度事業 【自主事業】
浪江町復興支援員事業
その他震災復興平成27年度
[事業目的]
本事業では、東日本大震災による福島第一原子力発電所事故で、全国に分散居住する福島県浪江町民(町民20,878人、うち福島県外避難者数 6,437人 平成28年2月29日現在)の暮らしを支える目的で、各地域に「浪江町復興支援員」とその活動拠点を配置し、個別訪問による状況把握、避難町民同士の交流会開催や行政情報の提供に取り組んでいる。
[進め方]
全国に10拠点(山形県、宮城県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、京都府、福岡県)を設置して「復興支援員」を1〜4名配置し、当該地域の中間支援組織が支援員の業務をサポートしながら、地域の実情に合わせた支援活動を展開した。当センターは事業アドバイザーとして参画した。
[概要報告]
1.復興支援員の活動
電話による近況の聞き取りや避難町民宅への個別訪問により、町民の生活状況の把握に努めている。また、交流会、サロン、ツアー等を行って町民同士をつなぐ場を多様につくるとともに、浪江町や避難先の地域情報等を発信するブログの開設、ニュースレターの発行等を行っている。
2.「復興支援員推進会議」の開催
10拠点の復興支援員と中間支援組織スタッフによる「復興支援員推進会議」を開催し、活動内容や避難町民の現状についての情報共有と、問題解決に向けての話し合いを行った。また、平成27年度は、各ブロック会議を開催し、ブロック内拠点同士の情報共有を図った。
- 新規支援員研修会 5月18日 於二本松市
- 推進会議(中間支援組織)5月29日 於東京都
- 推進会議(支援員)5月30日 於二本松市
- 東北ブロック会議 6月 1日 於山形市
- 南関東ブロック会議 6月29日 於東京都
- 新規支援員研修会 7月 3日 於大宮市
- 推進会議(全体会議)9月12日 於東京都
- 新規支援員研修会 11月27日 於東京都
- 関東ブロック会議 1月12日 於東京都
- 推進会議(全体会議) 2月19日 於京都市
[情報発信]
- 京都拠点の支援員紹介 毎日新聞福島版(2016年2月13日)
- 埼玉拠点の支援員紹介 NHK関東ローカル(2016年2月24日)
- 宮城拠点の取り組み紹介 河北新報(2015年12月11日)
[報告書]
浪江町復興支援員事業 概要 (PDF:402.63KB/2ページ)