平成24年度事業 【自主事業】
秋田県機能性野菜のマーケティング調査
産業活性化1次産業調査報告書売上・市場拡大デジタル革命・イノベーション平成24年度
[事業目的]
植物工場での新たなビジネス展開の可能性を検討している秋田県の依頼にもとづき、高付加価値が期待され有望な生産品目と想定される「薬用植物」について、株式会社フィデア総合研究所の協力のもと、専門家や有識者へのヒアリングを中心とする市場調査を行った。
[進め方]
[概要報告]
薬用植物のなかで最も研究が進んでいるのは「甘草(カンゾウ)」だが、臨床実験終了は数年後の見込みである。
その他の品目は栽培実証段階であり、至近年の実用生産は困難である。
用途としては、薬品、化粧品、食品が考えられるが、薬品は高価格での販売が期待できるものの、法規制、品質面の課題があり、化粧品、食品は低価格で安定供給が求められるという課題があり、いずれも参入には周到な準備が必要であることが明らかになった。
本調査結果に基づき、秋田県においては、5~6年後の実用化を睨んだ先行的な取組みとして、今後検討していくこととなった。
[情報発信]
[報告書]
植物工場における機能性植物(バイオ・薬用植物等)マーケティング調査報告書(訂正版)
(PDF:2.7MB/39ページ)