平成22年度事業 【受託事業】
東北の中山間地域の生活関連サービス維持・向上策の調査・研究:東北電力(株)
調査報告書地域活性化地域コミュニティ維持平成22年度
[事業目的]
過疎化や社会経済環境の変化に伴い、生活を維持する上で最低限必要な生活関連サービスの機能の低下が、中山間地域を中心としてみられている。具体的には、地域公共交通サービスや生鮮品等を扱う小売業、医療サービス、地方銀行やJA、郵便貯金をはじめした身近な金融サービスなどの事業者におけるサービス停止(撤退)や縮小、サービスエリアの再編などである。
実際に買い物など不便が生じた、もしくは生じ始めた地域では、商店では住民出資による共同店舗の経営、交通では乗合いバス・タクシー等の運行、一部の金融サービスでは移動店舗の取組みが試みられ、生活関連サービスの確保が重要な課題となっている。
本調査・研究においては、東北の中山間地域における生活関連サービスの実態について把握し、今後のさらなる機能低下が、「基本的なサービスの提供・アクセスから疎外・隔絶された状況」という意味での社会的排除を発生させる可能性を検証する。
加えて、今後の東北における生活関連サービス維持・向上のために必要な取り組みについて考察する。
[進め方]
[概要報告]
[情報発信]
[報告書]
東北の中山間地域の生活関連サービス維持・向上策の調査・研究 報告書
(PDF:3.2MB/100ページ)