平成28年度事業 【自主事業】
論理的思考法の基本セミナー
イベント・セミナー雇用・働き方地域情報発信・人材育成平成28年度
[事業目的]
企業や自治体において、戦略・政策立案や問題解決に取組む場合、一定の方法論というものがある。中小企業、中小自治体ではその方法論が必ずしも浸透していないと考えられる。
本セミナーでは、その方法論の基本を成す、いわゆる「論理的思考法」などを、事例を多用して理解していただく。
主な内容は、基本思考(仮説思考、ゼロベース思考)、論理的思考(MECE※、その表現方法であるロジックツリー、2軸マップ、ピラミッド構造など)
※MECE(ミーシーもしくはミッシー、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略)とは、「重複なく・漏れなく」(モレなく、ダブリなく)という意味である。
[進め方]
- 東北活性研の職員のオリジナル教材(自身の戦略立案・問題解決の経験にもとづくもの)を使用して、その職員が対象企業・自治体に出向いて実施する(資料代、出張旅費も含めて無償)。
- 今年度は試行とし、対象は東北活性研に関わりのある組織に個別にオファーを出して決定する。
[概要報告]
- 次の団体に対して計5回実施した(実施順)。時間はそれぞれ1時間〜2時間30分。
平成28年8月2日 一般社団法人 東北経済連合会 20〜40歳代12名
平成28年9月9日 東北電力株式会社 グループ事業推進部20〜40歳代10名
平成29年1月19日 NPO法人きらりよしじまネットワークほか混成チーム20〜40歳代5名
平成29年2月28日 山形県川西町 各部門20〜40歳代5名
平成29年3月3日 山形県寒河江(さがえ)市 地域おこし協力隊員20〜40歳代3名 - セミナー後の感想によると、講師の実体験に基づく内容は、わかりやすく有用と概ね評価されたが、時間が短いという意見多数。
- この種のセミナーは中小市町村・中小企業であっても受講機会があること、及び実践で使えるスキルは数時間程度の座学で身につくものではなくOJTが重要であることの2点から、セミナーのみの実施はこの試行をもって終了とする。今後は、東北活性研のプロジェクト支援などで実際のプロジェクトに取り組むメンバーに対して必要に応じて本セミナーの内容を提供する。
[情報発信]
[報告書]
論理的思考法の基本セミナー 資料見本(PDF:1.15MB/3ページ)