産出額・産出構造

 東北圏の漁業産出額は1980年代前半をピークに減少傾向にある。特に東日本大震災のあった2011年には生産施設の被災等により、前年比661億円減少の1,398億円と過去最低となった。その後、2017年には震災前の水準まで回復したが、2018年以降は再び前年を下回る年が続いており、2021年は1,635億円となった。2022年は、まぐろ・かつお類等の増加により2,126億円まで増加した。
 東北圏の海面漁業漁獲量の全国シェアは2022年で17%、海面養殖業収穫量の全国シェアは同11%である。魚種別に見ると全国で高いシェアを持つ品目も多い。海面漁業では、さめ・かじき等が目立っている。また、海面養殖業では、ぎんざけ・ほたてがい・ほや・わかめが高いシェアを有する品目である。

漁業産出額の推移

資料:農林水産省「漁業産出額」

(最終更新日:2024年4月16日)

海面漁業産出構造(2022年)

漁業生産構造 イメージ

資料:農林水産省「漁業産出額」

(最終更新日:2024年4月16日)

海面養殖業産出構造(2022年)

養殖業生産構造 イメージ

資料:農林水産省「漁業産出額」

(最終更新日:2024年4月16日)