「人の和」を大切に、物流に付加価値を

地元で働きたい、という思いが一番大きかったです。
就職活動を始めるにあたり、とにかく重視したのは地元八戸で長く働けるかどうか。昔から八戸の気候や住民性が好きだったため、自分がほかの土地で暮らしていくビジョンが浮かびませんでした。
あとは具体性です。自分がこの会社に就職した後、どのような生活を送れるとイメージできるのか。どのようなスキルを身に付けることができるのか。それは自分の人生にどう影響をもたらすのか。また、それらが具体的に想像できる会社であるのか。そのようなことを考えながら就職先を絞りました。
こうしたことを検討した結果、歴史があり、伝統を重んじる今の会社を選びました。

私の仕事は基本的にデスクワークで、与えられた仕事を淡々とこなす毎日です。とはいえミスのないように、かつ、素早くこなしていかなければなりません。最近では仕事量も増え、タスク管理が難しくなってきました。
そこで、いま心がけているのは自分の仕事の効率化です。そのために、基本をきちんと理解し分析するところからはじめました。この作業はなぜ必要なのか、この作業はなぜ時間がかかるのか、などです。
自分なりに考えた方法で時間の短縮ができ、それがうまくいったときは、仕事が好きになったし、やりがいを感じることができました。

社会人として数年過ごしてみて思うことは、人生において就職すること自体は特に重要ではない、ということです。重要なのは自分がそこにいて何を得ることができるのか、です。資格が取れるとかそういうことではなく、これから長い人生を歩むために必要な体験や知識など、そういったもののことです。ですので、どんな会社に就職したとしても正解はないと、私は思います。
私もそうでしたが、とにかく内定がもらえなければ人生終わり、と焦っている方もいるかと思います。難しく考えず、自分が将来どんな人間になりたいのか、芯がきちんとしていれば、おのずと結果は出てくると思います。