「経営者養成コース」1期生、新卒入社5年目で経営者に。

大学で都市工学を専攻する中で、地方の街づくりを意識するようになりました。
友人たちの多くは国家公務員や大手建設会社への就職を目指す中、私も最初は大手企業を中心に見ていましたが、どこもピンと来ませんでした。そんなときNSGグループに出会い、「新潟を世界一幸せな街にしたい」という創業者のメッセージに強く魅かれました。
同時に、私が入社した年に5年で経営人財としての骨格形成を目指す「経営者養成コース」という新卒採用のコースができたこともNSGグループを選んだ理由の一つです。せっかく仕事をするなら世の中に何か大きな影響をもたらしたいという思いがあったので、経営者を目指すということに魅かれました。また、農業を営む家で育ったこともあり、多くの事業を展開するNSGグループであれば、いずれ食や農業に関連する新しいビジネスを起こせるかもしれないとイメージができたこともあり入社しました。

会社の舵取り役として、自分の考えや判断が会社の行き先に少なからぬ影響を与えるという点が、面白いところであり、難しいところでもあり、充実感の源泉になっています。どのような商品を開発するか、どのような方針の下で運営していくかといった大きな点はもちろんですが、お客様にどのように対応しているかなど日々の一つひとつの積み重ねが会社の価値になり、外部からの評価に繋がります。そういった価値や評価を自分自身と会社のメンバーの働きで創り上げていくことに大きなやりがいを感じます。

就職先を決めるというのは、人生の中でも比較的大きい選択の一つであると思います。「この選択は正しかったのかな」という悩みは、就職前はもちろんですが、働き始めてからも意外と多くの人が抱いています。
他方で、果たしてその答えがいつ分かるのかというと、5年後かも知れませんし、10年後かも知れません。漫然と働いているだけでは、そもそも見つからないことも考えられます。
大切なことは、選択したその場で、目的意識と課題感を持って仕事にきちんと取り組むことだと思います。そうして取り組み続けているとその先に初めておぼろげながら答えが見えはじめるものだと思います。