酒造りとともに、魚沼の魅力を全国に発信

地元出身の私にとって、八海山は小さいころから身近な存在でした。高校時代には、近所の小さな神社で「清酒八海山」をお神酒として振る舞う経験を通じ、日本酒で人が笑顔になること、人と人とがつながり会話が生まれることを、身を持って感じました。
当社は、日本酒を製造・販売するだけではなく、日本酒の醸造技術をもとに、ビールや焼酎、あまさけなども手掛けていて、多方面にわたり挑戦し続けているところに将来性を感じました。
また、「清酒八海山」が造られている魚沼という地域を感じてもらうための場所、「魚沼の里」の開発に取り組んでいて、魚沼の良さを全国に発信しているところに他社とは違う魅力を感じました。

私たちは「魚沼の自然、食、水、そして地域の人が築いてきた文化」といった魚沼の魅力を一人でも多くの人に感じてもらいたい、知ってもらいたいと心から思っています。
「米・麹・発酵＋魚沼」をテーマにした新商品の発売や新しい施設の建設により、メディアに紹介される機会が増えました。これにより、「八海山を初めて飲んだけど美味しかった」「また魚沼に行きたい」というお客様からの声を直接聞く機会も増え、とてもやりがいを感じます。
また、お祭りやイベントへの出店、商店街のアーケードにたくさんののぼり旗を立てていただくなど、地域の方々にも応援していただいていることを実感できるため、その分、モチベーションも違います。

当社は、創業101年と酒蔵の中では比較的新しい会社です。嗜好の多様化や食生活の変化により日本酒離れが進む中、日本酒の伝統や文化を重んじるだけではなく、新しいことにもチャレンジしている会社です。
中小企業のため従業員数も多くはなく、異なる部署でも社員同士がコミュニケーションをとることができ、いつでも気軽に相談できる環境です。
また、本社のある南魚沼市は山に囲まれた自然豊かな地域で、四季折々の表情が楽しめます。