生産額・生産構造

  東北圏全体の製造品出荷額は、1990年代以降、概ね横ばいで推移してきたが、2008年の世界金融危機、2011年の東日本大震災時に20兆円を割り込む水準まで減少した。2012年以降は回復傾向にあり、2022年には26.0兆円となった。
  従業者数は1991年の119.8万人をピークに減少傾向が続いており、2022年は75.3万人で、ピーク時と比べて約45万人の減少となっている。
  産業3類型別に構成比をみると、東北圏全体では食料品製造を主とする生活関連型が秋田・福島を除く全ての県で全国平均を上回っている。基礎素材型は福島・新潟、加工組立型は岩手・秋田・山形で集積がみられる。

製造品出荷額等・従業者数の推移

資料:経済産業省「工業統計調査」(~2019年、ただし「経済センサス―活動調査」実施年を除く)、総務省・経済産業省「経済センサス―活動調査」(2015年、2020年)、「経済構造実態調査」(2021年~)

(最終更新日:2024年9月30日)

産業3類型別の製造品出荷額の構成比(2022年)

産業3類型内訳 イメージ

資料:総務省・経済産業省「経済構造実態調査」

(最終更新日:2024年9月30日)