東北圏の2024年延べ宿泊者数は4,875万人泊、全国シェア7.4%となっている。そのうち外国人宿泊者数は280万人泊、全国シェア1.7%となっている。
延べ宿泊者数の推移を見ると、東日本大震災を契機に大きな変化が見られる。2010年までは年間4,000万人泊に満たなかったが、2011年以降は主にビジネス目的での宿泊者の大幅な増加により、年間宿泊者数は5,000万人泊超が続いていた。観光目的の宿泊者数も2,300万人泊前後で推移していた。しかし、2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症の流行によってほぼ震災前の水準まで後戻りした。2024年は4,875万人泊と持ち直したものの、観光目的の宿泊者数は依然、震災前の水準も下回っている。
外国人宿泊者数については、東日本大震災で大きく減少したのち、インバウンドブームで2019年には233万人泊まで急拡大した。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、大きく減少した。その後、新型コロナウイルス感染症5類移行や円安傾向が続いている影響でインバウンド需要が回復し、2024年は280万人泊と過去最多を記録した。
目的別延べ宿泊者数の推移
資料:観光庁「宿泊旅行統計調査」
※「主に観光目的」とは、観光・レクリエーションを目的とした宿泊者が50%以上である宿泊施設における宿泊数であり、観光・レクリエーションを目的とした宿泊者数とは限らない。「主にビジネス目的」も同様である
(データ取得日:2025年9月10日)
延べ宿泊者数の地域別シェア(2024年)

資料:観光庁「宿泊旅行統計調査」
※首都圏は、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県の1都7県
(データ取得日:2025年9月10日)
延べ外国人宿泊者数の推移
資料:観光庁「宿泊旅行統計調査」
(データ取得日:2025年9月10日)
外国人延べ宿泊者数の地域別シェア(2024年)

資料:観光庁「宿泊旅行統計調査」
※首都圏は、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県の1都7県
(データ取得日:2025年9月10日)