生活に欠かせない「コンデンサ」メーカー

家から近かったということもありますが、工業高校出身で先輩が在籍していたことが当社を志望するきっかけでした。
また、工場で働いてみたいなという想いもありましたし、「学校で学んできたことを活かせるのではないか？」と考え、電化製品や車に使われる部品を作っている製造業へ興味があり、入社を決めました。

現在、私は積層セラミックチップコンデンサの製造スタッフとして従事しています。コンデンサの用途は、車、スマートフォン、パソコン、テレビなど多岐にわたり、日々生活をしていく中では欠かせない存在です。この仕事は、作業時間や製造数、ミスの回数などがすべて数字として表れます。より短時間で作業できるようになった、これだけの数をみんなで協力して作り上げた、作業の正確性が上がってミスの回数が減ったなど、自分の成長が数字で明確に表れます。短時間でミスがなく、品質の良い製品を作ったときにはやりがいを感じますね。
また自分が製造の一端に携わった商品が実際に店頭で販売されているかもしれないと思うと嬉しくなります。

電気自動車やスマートフォンなど、電子機器を作る上で欠かせない“コンデンサ”。だからこそ、最新技術が発達すればするほど需要は高まる一方です。しかしながら世界の需要に対して供給がまだまだ追いついておらず、日本国内だけではなく世界各国から求められている事業です。例えば、みなさんの身近にあるスマートフォン、その中に使われている製品はおよそ約800～1000個ほどにものぼります。電子機器は今や人々の生活に密接した存在なので、あなたが想像するよりきっと、ずっと多くの人々の役に立てると思います。
また、当社では「改善提案」という活動を行っています。改善提案とは、業務の効率化や仕事量の削減など、従業員が業務改善のために問題提起を行うことです。
どうしたらもっと働きやすい環境になるかを個人で考え、それを実際に行動します。業務上やりにくいな、もっとこうしたら効率が上がるのにな…等、思いついたアイデアはとりあえず提案してみる、という姿勢が大事で、どんなに小さな改善提案でも積み重ねれば「生産数アップ」や「製品の品質向上」など会社に対して大きな効果をもたらします。
入社時は教育訓練票があるので、それに沿って教育プログラムが組まれます。教科書を参考にマンツーマン指導で先輩が優しく教えてくれるので、初めは緊張しましたが、楽しみながら新しいことを少しずつ覚えていくことができます。みんな仲がよく話しやすいですし、有給も非常にとりやすくていい環境ですよ。多くの人の生活の役に立つ仕事なので、自信を持てますね。