離島から、全国の顧客と取り引き

私は工業大学・大学院に進学し、卒業後は地元の佐渡に帰りたいと思っていました。地元で工業系の会社がないだろうかと探していたところ、大学院の教授に当社を紹介してもらい面接を受けました。
入社を決めた理由は、面接と工場見学の際に、役員の方が気さくに話しかけてくださったことや、従業員に知人がいて、職場にすぐ馴染めると思えたことです。
また、佐渡に拠点を構えながら、日本全国に多くのお客様を抱え、離島にありながら、そのハンデを克服して島外企業と切磋琢磨している会社であると知って、とても魅力的に思えたことも理由の一つです。

入社当時、各現場で機械加工の研修を受けましたが、図面を見て、初めて自分で作った部品ができ上がった時の達成感は、忘れられない思い出になっています。
現在は、生産技術課に所属し製図作業が多いのですが、自分の描いた図面ででき上がった製品を見るとやりがいを感じます。
また、大学との共同研究プロジェクトを担当していて、プロジェクトの中で開発品の設計を手がけているおかげで様々な知識や経験が得られ、自身のスキルアップを実感しています。

入社したての頃は機械の操作や材質の特徴など覚えなければならないことが数多くあり、大変に思うかもしれません。しかし、先輩社員のみなさんは経験豊富な方ばかりで、相談すると適切なアドバイスをいただけるため、とても頼りになり、働きやすい職場だと思います。
また、加工が難しく高価な医療関連、航空関連の部品も手がけていますので、関心のある方にはとても興味深い職場だと思います。
そして、地域の行事や祭りなどに参加するために休暇をとることに寛容な雰囲気があり、佐渡に住んで地元になじめる機会を持つことができますので、UIターンの方でも安心して働ける会社だと思います。