青森発の藍染で新たな歴史を

工場部 課長

福士 浩一さん

入社年 2015年
青森県青森市出身

メッセージ

青森に生まれた新しい藍染に興味

私は、もともと技術者志望で、自動車修理工場で働いていました。
当組合については、スペースシャトルに搭乗した山崎直子宇宙飛行士の船内着に採用されたり、東京の三越伊勢丹に進出したりしたことが、テレビや新聞で報道されていたため、青森に新しい藍染が生まれたことを知り、興味を持ちました。

理事長のチャレンジ精神に強く惹かれて転職

どんな仕事も簡単に覚えられるものではありませんが、特に藍染は難しいと思っていました。しかし、「青森発の新しい藍染」に関われるチャンスなどなかなかないことです。
それに加えて、新しい分野を切り開いて行こうという、理事長のチャレンジ精神にも強く惹かれ、当組合で仕事をしてみたいと思いました。

オンリーワンの仕事で周りからも注目

当組合の仕事は、オンリーワンです。自分たちで、新たな歴史を作っていくことはなかなかできない経験だと思います。
最近では、当組合の取組について感想文を書いた小学5年の男の子が地元新聞社の作文コンクールで優勝するなど、自分たち以外の方からも注目され、こうした期待に応えるために頑張れる職場でもあります。

企業情報

業種

繊維・化学・薬品・化粧品

事業分野

・既製品の藍染受注
・藍染製品の製造
・藍抽出物製造
・飲食料品開発
・組合員の新たな事業分野への進出の円滑化を図るための新商品若しくは新技術の研究開発

会社の強み

藍のパウダーと食品添加物を用いた、従来のスクモ式によらない独自の染色方法を確立しました。
その数値化された染色による藍染ポロシャツは、2010年(平成22年)、スペースシャトルディスカバリー号の山崎直子宇宙飛行士船内着に採用され、これをきっかけに有名ファッションブランドとの商品開発の機会を得ました。代表的なものは、2014年(平成26年)の三越伊勢丹HD「JAPAN BLUE あおもり藍 CREATION」です。
また、流行に左右されやすいファッション分野での売上平準化のため、藍から機能性成分の抽出に取り組み、2014年(平成26年)には東北医科薬科大学薬学部佐々木健郎教授との共同研究の末、「あおもり藍エキス」を開発しました。
現在、消臭スプレーのほか、化粧品、食品、農業資材など広い分野で商品開発を手掛けています。
なお、農業資材に関しては、東京大学農業生命科学部浅見忠男教授(元日本農薬学会会長)、理化学研究所とも共同研究を行っています。これらの取り組みは、地元行政、金融機関のほか、日本航空の「JAL・新JAPAN PROJECT」活動による支援を受けています。

会社概要

会社名 あおもり藍産業協同組合
所在地 〒030-0802 青森県青森市本町5丁目6番16号
設立年 2006年
代表者 代表理事 吉田 久幸
資本金 100万円
従業員数 3名
電話番号 017-763-5420
URL https://aomoriai.com/
SNS
最終更新日:2023年7月25日

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