医師数の状況

 東北圏の従事医師数は増加を続けているものの、全国に比べ増加率は低い。2000年から2020年にかけて、全国では33%増加したのに対し、東北圏は15%の増加にとどまっている。
 また、東北圏内の市町村ごとに高齢化率と人口当たり医師数を見ると、市町村の規模が大きいほど高齢化率が低くなるにもかかわらず医師数は多くなる傾向が見られる。人口1万人当たりの医師数は平均23.5人であるが、この平均値を超える自治体は各県の県庁所在地や中心的な市および比較的大きな医療機関が立地する27市町である。高齢化率が東北圏平均よりも高く、かつ人口1万人当たり医師数が5人に満たない自治体は、東北圏257市町村の中で56市町村あり、うち医師がいないのは8町村となっている。

従事医師数の推移

資料:厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」
※12月31日現在の医療施設の従事者数

(最終更新日:2022年5月17日)

市町村毎の医師数

市町村毎の医師数 イメージ2

資料:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」、厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」
※人口は2022年1月1日現在

(最終更新日:2023年1月11日)