宮城県:蔵王町立宮中学校(中学1年生 29名)
テーマ:地域資源の発見と、観光ルートづくり
講 師:株式会社たびむすび
観光が地域経済に与える影響について理解を深めるとともに、現代の旅行形態の変化に対応した観光企画を実践的に学んだ。観光客の消費活動が地域企業を支える仕組みや人口減少が経済に与える影響について理解し、誘客の重要性を再確認した。また、旅行が大型バスでいく大人数の旅行から個人やグループの旅行へと変化している現状を踏まえ、全国のまちあるき事業の事例を確認した。グループワークでは、地域資源の調査・整理を行った後、ターゲットを意識し、時間と距離を考えた行程を作成してグループ毎に発表した。
感想
- 地域資源の発見は、同じ班の人と話し合って沢山蔵王の良いところを見つけられて良かったです。観光ル-トづくりは、自分達でターゲットを決めて、そのターゲットに合ったルートをつくるのが難しかったけれど、班の人と話し合い、楽しく周れそうなルートをつくることができました。
- 観光ルートを作るときは、お客様に聞いて作っていくこと、ターゲットを想像しながら作っていくことなど、様々な工夫をして考えていることを知ることができました。また、観光の仕方が昔と今では変わってきているということも分かりました。
- 今回の授業で、改めて蔵王の良さに気づきました。また、印象に残ったことは、その土地の宝物を見つけること。写真を撮るときは、その物をただ撮るのではなく、作っている様子や食べている様子を撮ると伝わりやすいということを学ぶことができました。
- 「お客さんは何人で来るのか。」「何に興味を持っているのか。」「どんなことがしたいのか」など、要望を確認しながら興味に合うルートを作ることがとても大切だということが分かりました。