宮城県:古川学園高等学校(高校1〜2年生 70名)
テーマ:(自分の将来のために)日本の未来を考える
講 師:財務省東北財務局
国税や地方税の種類や役割、日本の財政について現状と課題について学び、国民一人ひとりが予算の使い方を真剣に考え、どのように財政バランスを取っていくかを考えることが大切であることを理解した。グループワークでは「財務大臣」になって、どのように税金を集めて、集めたお金をどのように使えば日本の未来を良く出来るのかを考えた。グループごとに日本の未来がどのように良くなって欲しいかテーマを設定し、テーマに沿った予算づくりを実施。グループ毎に考える社会の実現に向けて、令和6年度の国の予算の歳入・歳出を組み直した。グループで考えたより良い社会とそれに向けた予算案の編成ポイントをまとめ、発表した。
感想
- 将来、今とは違う社会の形に対応していくためには、自分はどのような仕事についていくべきかなど、未来のことを考えさせられるような講義で、とても興味を持って話を聞くことができました。税金の分け方によって、国の形を大きく変えられるということが分かり、政治の重要性について改めて考えることができました。
- 日本の借金の総額が、約1,100兆円ということに驚きました。これほど借金をしていることを知らなかったので、日本の未来のために財政を考え直さなければいけないと思いました。しかし、グループワークで財政を考えてみて、必要のない歳出がほとんどなかったので、財政をどのようにしていけば良いのかが難しいと感じました。
- 税金をどのように集めて、そのお金をどう使っていけば日本の将来を良くしていけるかを深く考えるきっかけにもなり、とても良い体験になりました。あと約2年後に選挙権が与えられるので、国の予算や政策をどうしたら良くできるかを考えて投票できる大人になっていければいいなと強く思いました。
- 予算案を考える際、何かを充実させるには、何かを削ることをしなければならなかったので、理想の社会をつくる難しさをとても感じました。講演を聞いて感じたことを国民の一人として発信していけるよう、日頃から政治についてより関心を持ち、18歳になったら投票に行くようにしたいなと思いました。よりよい社会にしていくために政治に積極的に参加したいです。