TOHOKUわくわくスクール image

青森県:八戸市立江南小学校(小学5年生 18名)
テーマ:~知っているものの知らない世界~「電子顕微鏡で見てみよう!」
講 師:株式会社日立ハイテク

 人が目で見ることができない小さなものでも、ルーペや実体顕微鏡、光学顕微鏡や電子顕微鏡など、大きく拡大する道具を使えば見えることができること、また、それぞれの顕微鏡の特徴について学んだ。ヨーグルトが付かない蓋について、なぜヨーグルトが付かないのか「予想」した後、蓋(実物)を「観察」し、なぜ表面に細かいボコボコがあるのかを「考察」した。これは、ハスの葉の水をはじく仕組みを生むデコボコの形を真似た「生物模倣技術(バイオミメティクス)」で、このように、技術や道具の進歩によって見えないものが見えると、“しくみ”や“形”が分かるようになり、社会を豊かにする新しい技術や製品を生まれること、また、様々なことに興味や疑問をもち、予想して、よく観察して考えれば、新しい気づきや疑問がわいてくることを理解した。

感想

  • ヨーグルトの蓋やマジックテープが、ハスの葉やオナモミのしくみを生む形をまねすることでできたということがすごいと思いました。電子顕微鏡でいろいろなものを見ることができてうれしかったです。
  • 電子顕微鏡を動かしてみて、物の小さいところまで見ることができました。電子顕微鏡は、色は見えないけれどいろいろな研究にも役立っていることが分かりました。私の知らないことがたくさん分かりました。
  • 電子顕微鏡で見たものの中で、たまごのカラの裏側がとくにおもしろいと思いました。目で見るとツルツルしていて穴が無いように見えるのに、電子顕微鏡で見るとたくさん穴があいていて、自分が知らないところで生き物たちはいろんな工夫をしていることがあらためて分かりました。
  • 電子顕微鏡は物を10万倍も拡大できることや、使う時は真空にするなど、たくさんのことを知れました。電子顕微鏡で見て知ったことを活かして、たくさんの便利な物や生活に役立つ物を作っていてすごいなと思いました。
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