新潟県:新発田市立豊浦中学校(中学1〜3年生 154名)
テーマ:「教訓は、いのちを救う」~過去の災害から防災を学ぼう~
講 師:一般財団法人3.11伝承ロード推進機構
日本は世界有数の地震多発国であること、そして、東日本大震災とはどのような地震だったのかを、被災した街(学校)の様子を映した画像等を通して理解した。また、東日本大震災を経験した語り部さんから、震災当時の体験や避難所での生活などについて話を伺い、地震でこれまでの日常が突然奪われ、そこから再生するのに周りの人に支えてもらったこと、災害に勝てなくとも負けないために人と人が繋がり、思いやりを持つことの大切さを学んだ。その後、今後どのような災害が起こりうるか分からない中で、「事前の備え(非常食、避難訓練等)」、「災害時の対応(ボランティア、避難時所での手伝い等)」、「被災地(者)支援(心のケア、復興支援等)」について学び、自分にできる防災について考えた。
感想
- 今日の話を聞いて、今ある幸せがどれだけ大切なもので、かけがえのないものなのかを実感しました。また、みんなで大変つらい時に助け合ったということに、とても感動しました。今ある命を大切に、これからも支え合いながら生きていきたいと思いました。
- 人と人との繋がりや命を繋いでいくことの大切さを感じました。自分の大切な家族、宝物、今の生活を自然災害から守っていくためには、防災の意識をもつことが大切だと思いました。防災グッズの準備など、事前の備えや災害が起きたらどんな行動をとるかなど、自分で考えて家族とも話し合っておきたいと思いました。
- 災害は自分には関係のないことではなく、全ての人に共通して起こり得るものだと思いました。東日本大震災のような地震が起きた場合に備えて、家族で避難場所の再確認や防災グッズの補填など、改めて見直してみようと思います。日頃からの備えと防災意識の高さ、いざ起きてしまったときに冷静な判断ができるかが自分や他の人の命を救うことにつながると感じました。
- 今回の講演会で災害の恐ろしさや命の大切さ、人と人との繋がりについて考えさせられました。自分の住んでいる近くに海や大きな川は無いため津波は来ないと思っていましたが、もし外出中に災害が起きたときにどう行動したら良いのか、家族と話し合ってみたいと思いました。津波以外にも雪害は、特に身近な災害だと思うので自分や友達、家族のために対策をしようと思いました。