TOHOKUわくわくスクール image

宮城県:仙台市立田子中学校(中学2年生 110名)
テーマ:ハルをさがして(映画上映)
講 師:地域未来プロジェクト実行委員会

 映画鑑賞を通じて、家族・ペット・地域・友情・風評・原子力発電所・放射能などの諸問題について考えた。映画は自主制作で地元の人も出演。東日本大震災から1年後の2012年の福島県を舞台とした、中学生4人による「ひと夏の冒険物語」。福島から東京へ自主避難してきた女子中学生の、福島に残してきた愛犬“ハル”が行方不明になっていることから、4人で福島へハルを探しに行く物語。生徒たちは映画出演者(当時)と同年代であり、自分の年代に重ね合わせて鑑賞した。

感想

  • 仲間の大切さや人との関りについて様々なことを学ぶことができました。「ハル」を探しているときに、男子たちは疲れたり飽きたりして探すのを諦めていたけれど、女の子の気持ちを知ってからの行動を見て、こうして人は関わり合って成長していくのだなと感じました。
  • 震災のことについて改めて考えさせられました。家族や友情のことも描かれていて、人間関係のことについても考えることができました。自分の家族や友達を大切にして、毎日楽しく過ごせていることは当たり前じゃないということを忘れずに生活していきたいです。
  • 震災の経験がない私たちにとって、実際の状況をよりリアルに伝えられ、良い学習になったと思います。年齢の近い子たちのストーリーということもあり、その面も良かったと思います。
  • 中学生のお話だったので共感しやすかったです。震災の記憶が無いので、どれほど大変でつらかったか分からなかったけど、家族の大切さや、大切な人を失うつらさがよく分かりました。友達がいることでたくさん救われるのだと改めて感じました。
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