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宮城県:宮城県名取北高等学校(高校3年生 13名)
テーマ:地域食である「笹かまぼこ」の伝統・文化の継承
講 師:株式会社鐘崎

 蒲鉾の支出金額が全国1位の仙台市の「笹かまぼこ」は、獲れすぎた魚の利用と保存の為にすり身を手のひらで叩いて成形したものが始まりで、地域の人々の「もったいない」という思いから生まれたことや、食品市場では「健康志向」「簡便志向」が高まっている中で、良質な魚肉たんぱくを手軽に摂取できる蒲鉾はヘルシーフードであることなどを学習した。未利用魚も工夫次第では美味しく食べることができることから、未利用魚を活用した商品開発を行い、海の豊かさや魚食文化を未来につなげるための取り組みについても話を伺った。

感想

  • スケトウダラやイトヨリダイなどの魚が材料として使われていることは以前から知っていましたが、その他にも、カナガシラが使われているとは知らなかったので、とても良い勉強になりました。また、卵白の使用、起源が約900年前であることなど普段の生活の中ではなかなか触れられない笹かまぼこの知識や歴史を楽しみながら学習することができました。
  • 私は今までかまぼこを食べたことが多くなかったのですが、未利用魚を使っていることや、アレルギーを持っている人でも食べられるかまぼこを作っていることなどを知り、とても興味が湧く話でした。
  • あまり笹かまぼこについて触れる機会がなかったので今回の授業で学ぶことができてよかったです。笹かまぼこにも種類があって使われる魚で料金が変わるということを初めて知って驚きました
  • かまぼこの歴史や作り方など深く考えたことがなかったので、改めてかまぼこの良さを知ることができる良い機会になりました。体に良いものを作るために、保存料や無添加、独自の調味料など、多くの過程をこだわっているということが今回授業をしていただいた中で1番印象に残った話でした。
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