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山形県:東北文教大学山形城北高等学校(高校1年生 30名)
テーマ:放射線の基礎知識
講 師:東北エネルギー懇談会/東北放射線科学センター

 放射線や放射能について正しい理解を得るために、放射線が放つ自然の放射性物質はどのようにできたか、放射能は物質に対してどのように作用するのかなどについて学習した。また、放射線の人体への影響や、普段の生活において放射線がどのように利用されているかについても理解を深めた。生徒自ら霧箱を作成し、放射線の飛跡(α線等)を目視で確認したほか、測定器を用いてモノの放射線量を測定する実験を行った。

感想

  • 放射線は怖いものだと思っていたけど、色々なことに利用されているとても万能なものだとわかりました。実験を通してα線の飛跡を目で見ることができて、本当に放射線が通っていることの実感が湧きました。架端の実験は、最初はとても柔らかく伸びていたのに、放射線を加えると硬く伸びにくくなっていて、すごいと思いました。
  • 星や太陽は放射線を放出し、それが地球上の人の身体まで光が放射されると知り、放射線を実際に人は受けているんだなと新たに発見できて良かったです。
  • 放射線はなんとなく危険な物だと思っていたけれど、それは違うとわかりました。確かに体へ害はあるのかも知れないけど、使い方次第で作用も変わる、様々な場面で役に立っている物だと知りました。「よくわからなくて怖い物」から、知識を得ることで「万能な物」と考え方が変わりました。
  • 放射線について持っていたイメージとは違い、医療・工業・農業など色々なことに使われているので、とても万能なんだなと思いました。実験をしてみて、鉄板はβ線を通さず、紙はα線を通さないことが分かりました。
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