先輩方や周囲の人が助けてくれる働きやすさが魅力

小さいころからものづくりが好きで、高校3年生のときに地元の企業説明会で宮城化成を知り、強化プラスチック（FRP）について説明を受け興味を持ちました。
FRPには色々な成形法がありますが、宮城化成ではハンドレーアップ成形、スプレーアップ成形、L-RTM成形、インフュージョン成形という成形法を用いて、様々な分野の製品を作っていることを知りました。そこで、自分が小さいころからやりたかった「世の中に役に立つものを作りたい」ということができる会社だと思い就職を決めました。

入社してから2年間は、仕上げ工程を担当していました。製品の種類が多く、その製品によって仕上げのやり方が違ったりするため、最初は大変難しく感じました。
しかし、段々と慣れてきて製品を綺麗に仕上げることができるようになり、仕事が楽しく思えるようになりました。
その後は、製品を作るための生産型を作る重要な工程に配属され、そこでFRPの全工程を学びました。全工程を覚えるまでに時間は掛かりましたが、失敗しながらも少しずつできるようになり、現在は自分一人でも生産型を作ることができます。
良い型ができたときや、仕事が上手くできたときの喜びなどにやりがいを感じています。

当社は、FRPという素材で色々な製品を作っています。その中で、工程や作業環境によって大変なこともありますし、慣れるまで時間が掛かることもあります。
ですが、悩んだときや困ったときは、その工程を担当している先輩方や他のグループの人達に相談すれば、どうやったら上手くできるかなど、今までの経験をもとに色々と教えてくれたり、助けてくれたりします。
私たちの仕事はほとんどが手作業のため、その人のスキルによって製品の出来栄えが違うこともあります。何事も諦めずにやり続けることが今の仕事では大切なことだと思っています。