食を通して、社会や人のチカラに

私は、専門学校を卒業後15年間は介護の仕事をしていましたが、子供3人を育てながら介護職を続けるのは、時間をやりくりするのも、体力的にもとても難しく、家庭と仕事を両立できる仕事を探していました。
そんな時、ハローワークで当社の求人を見て応募しました。
子育て中ですので子供の成長や安全に直結する「食」には強い関心があります。また、当社は新潟県の特産品である「米」を取扱っていますので、一層興味を持ちました。

前職が介護職でしたので、高齢者で咀嚼困難な方の姿を数多く見てきました。特に、災害発生時などの非常時には通常と違って十分な対応が取りにくいため、咀嚼困難などの要配慮者の食事の世話は大変です。
当社は、災害時要配慮者用の災害非常食を製造しています。これは世界一の高齢社会である日本にとっては大変重要なことで、とてもやりがいを感じます。

新潟県はこれまで地震、水害、雪害など数多くの自然災害に見舞われてきました。
その経験を活かし、次の災害が発生したときに困る人がないようにすることが当社の目標です。社会や人に貢献できる仕事に就くことができ、誇りを感じています。