新潟県:南魚沼市立上田小学校(小学6年生 18名)
テーマ:私たちの生活を支える鉄とチタンの世界
講 師:日本製鉄株式会社
鉄が出来上がる工程について、高炉(鉄鉱石や石炭を溶かして銑鉄にする)・転炉(銑鉄から炭素や不純物を取り除いたり、新たに別の金属を加えたりする)・熱延(鉄に圧力をかけて延ばし、最終的に出荷されていく鋼の板を作る工程)の様子を、動画を通して学習した。日本製鉄で作られている鉄製品(自動車の部品、缶詰飲料缶、家電・住宅設備等)を例に挙げ、鉄は他の素材と比べて圧倒的に使われる量が多いことから、人々の暮らしを支える生活に根差した素材であることを理解した。また、県内の直江津地区にある事業所でチタンを製造していることから、鉄と比べて、軽い(鉄の60%)・強い(鉄の約2倍)・錆びない・色がつくなどの特性を生かしたチタン製品(航空機、船の熱交換器など)についても学び、チタンで作られたタンブラーや名刺入れなど、実際に見て触れて理解を深めた。
感想
- 鉄はいろいろな物に使われていることを知りました。高炉の中の最高温度が2200℃ということがすごくびっくりしました。鉄が8mから1000mまでのびるのもすごいと思いました。
- たくさん鉄のことを知れました。チタンははじめて知りましたが、実はいろいろな場所に使われていることを知りました。鉄は意外と身近で、私たちの生活を支えているんだなと感じました。
- お話を聞いて鉄に興味がわきました。製鉄所の中には高炉や転炉などがあることを知らなかったのでびっくりしました、鉄を1日に15万トンもつくっているのがすごいと思いました。1つ1つのクイズがむずかしくて、考えるのが楽しかったです。
- チタンの存在は知っていたけど、ここまで便利な素材だとは知りませんでした。「チタンもアルミみたいなかんじの素材だろう」と思っていましたが、軽量でしかも強いという、すごい物質だというのを知りました。