TOHOKUわくわくスクール image

宮城県:仙台市立鶴谷中学校(中学2年生 103名)
テーマ:物流の役割~生活を支える仕事~
講 師:第一貨物株式会社

 3グループに分かれて、①講義、②台車を使った荷物梱包と運搬、③車両見学を順番に受講した。①講義では、会社概要、職種、物流の役割等について説明があり、「物流は、商品が消費者に届けられるという社会の当たり前を支える役割を担う」、「便利な商品、優れたサービスも物流を通じ消費者に届かなければ価値は生まれない。」「物流は、社会生活(生産・販売、衣食住)に欠かすことのできない機能であり、生命線。人体に例えると脳と心臓、更には血管の役割」であることを学んだ。②台車運搬のパートでは、ドラム缶、冷蔵庫、複数の段ボール等を効率的に運び、お客さまとの約束の時間を守り、安全に迅速に作業を進める大切さを学んだ。③車両見学では、荷台のウィングを開いた状態で、荷物を効率的に運ぶ工夫や様々な安全機能について学んだ。

感想

  • 私たちが買いたい時にすぐに買えるのは、物を運んでいる人達に支えられているからだと実感しました。実技では、「ねこ」などの道具を使い、工夫して200㎏もある重い物を運んでいることが分かりました。トラックに乗る体験も普段できないことなので、とてもおもしろかったです。
  • 仕事をするうえでの信頼関係は重要だということや、ひとつの企業の中でも、様々な分野で役割が分かれていて、一緒に働く人全員の協力関係があって成り立っているものだと知れました。実際に物を載せて運ぶ様子や、物を固定する時の様子を見せていただいて、楽しみながら詳しく知ることができました。
  • 輸送の仕事がどれほど大切で重要なものか分かりました。実技体験では、「信用される」ために、1つ1つの作業を工夫して効率よくやっていて、かっこいいなと思いました。
  • トラックは物を運びやすくするために、両サイドのウィングが動いたり、巻き込み事故防止のための窓がついていたり、運ぶための道具以外にも工夫がされていて、今までは気にしたことがなかったけど、トラックの運転席などに乗せてもらい、こまかな所まで見ることができて、とても勉強になりました。
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