東北圏オンリーワン企業紹介

サイチ工業株式会社

ガラス研磨技術の高度化に挑戦 国内初の酸化セリウム砥粒再生装置を開発

外観写真
所在地 秋田県横手市大雄字上田村東108
設 立 平成9年9月
資本金 1,000万円
代表者 松下 一幸
従業員 9名
電話番号 0182-56-5003
URL http://www.akita-saichi.co.jp

企業紹介

  • 電子部品製造装置・自動めっき装置・公害防止機器等の設計から製造、設置までをオーダーメイドで手掛ける。特に、各種めっき装置や付帯するめっき槽、研磨機、乾燥機、さらに環境保全に配慮したスクラバー(排ガス洗浄装置)の製作設置など表面処理の一貫生産体制を完全サポート。
  • 2007~2009年度には、秋田県産業技術センターの電界砥粒制御技術をベースに、同センターや岩手県の企業等と「次世代情報家電向け研磨システムの開発」に取り組む。
  • 2009~2012年度には、同センターや大学・研究機関、三重県の企業等と共同で「レアアース低減ガラス研磨装置」を開発。

事業・商品の概要

片面ブラシ研磨装置 酸化セリウム砥粒再生装置
【製品実績】
  • バレル式クロメート処理装置、フープめっき装置、フレキ基盤自動受取機、大型洗浄装置、片面ブラシ研磨装置ほか。
【開発実績】
  • 次世代情報家電向け研磨システムの開発加工効率が高い遊離研磨技術。
  • レアアース低減ガラス研磨装置…研磨剤として多く使用されているレアアースのセリウム使用量を低減。
  • 酸化セリウム砥粒再生装置…秋田県産業技術センターや東北大学等との共同開発で、研磨剤として使用済みの酸化セリウム砥粒を、国内で初めて化学薬品を使わずに、未使用の砥粒と同等の研磨レートに再生。回収率は約9割。

企業の将来像

  • 次世代情報家電向け研磨システムは、大手光学機器・携帯電話メーカー等も注目しているため、装置の実用化を急ぎ、研磨企業を中心に全国へ販売していく。
  • また、電界砥粒制御技術を用いた「グリーンイノベーションを加速するLED向けサファイア基板の革新的高効率加工システムの開発」(研究主体:斉藤光学製作所)に参画。これを機に、研磨技術・装置の難削材基板への応用を模索。
  • レアアース低減ガラス研磨装置は2011年に実証機が完成。実用化に向け動いている。
  • 酸化セリウム砥粒再生装置は、既に商品化しており、年間60台の販売を目指す。

新事業・新商品開発可能性※システム・インテグレーション株式会社の監修による。

いま見えている姿■ 産業用機械製造業/高性能ガラス研磨機,レアアースの使用量を低減、研磨レートは向上/新研磨システム開発,生産効率を大幅に向上、次世代情報家電向けに注目を集める/自動機械装置の設計製造,金属表面処理機械、洗浄装置など様々な産業用機械の設計から製造までをオーダーメイドで受注/酸化セリウム砥粒再生装置の開発,物理的作用で砥粒に付着したSi水和物を除去し、使用済みの酸化セリウム砥粒を未使用砥粒と同等の研磨レートに再生、環境負荷を低減 さらなる広がり■ 光学機械器具、レンズ製造業/家具、装備品製造業/硝子製品製造業:研磨装置を幅広い業種へ展開,光学機器だけでなく、装飾品製造などいろいろな業界へ展開/危機管理(防災)セキュリティ業:ガラス研磨技術でセキュリティーID付与,ガラスを研磨する際に後で判別できる微小な差異を能動的に形成 電子装置、電子部品製造業/生活・文化活動支援サービス業/通信機器、信号装置製造業:発電ガラス,ガラス表面に電極を形成し圧電フィルムを積層してつくる発電ガラス,ガラスのたわみや気圧の変化で発電/ガラススピーカー,ガラスに圧電素子を配設してつくり、透明なガラスから音声や音楽が聞こえるスピーカー

知的財産(主な特許・ノウハウ・ライセンスなど)

特許出願中・特許
  • 平面両面仕上げ方法及び平面両面仕上げ装置(特開2011-167824)/秋田県等との共同出願
  • 酸化セリウム砥粒再生方法(特開2013-193173)/秋田県等との共同出願
  • 平面両面研磨方法及び平面両面研磨装置(特許第5061296号)/秋田県との共有

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