東北圏オンリーワン企業紹介

株式会社C&A

大学発の単結晶量産技術で世界と地域をつなぐ

外観写真
所在地 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-40
設 立 平成24年11月
資本金 550万円
代表者 鎌田 圭、吉川 彰
従業員 10名
電話番号 050-3630-2007
URL http://www.c-and-a.jp/

企業紹介

  • 東北大学金属材料研究所吉川彰教授等による15年以上にわたる単結晶研究の成果をもとに、結晶及びそのデバイスの製造販売と関連するコンサルティング業務を行う東北大学発ベンチャー。
  • 主力製品は、放射線を計測するセンサーの基幹部品として使われる結晶材料のシンチレータ(放射線の入射により蛍光を発する物質)。また、スマートフォンの音響部品等に使う圧電結晶も製造。
  • 「工場を持たないメーカー」というビジネスモデルを採用。生産工程の一部を東北の企業に委託しつつ、大学の人脈を活かしてグローバルに販売網を広げ、大学発の技術で世界と地域を繋ぐコネクターハブ企業として、地域経済の活性化や雇用促進にも貢献。

事業・商品の概要

2インチ径Ce:GFAG単結晶とアレイ 圧電単結晶デバイス
【単結晶試作事業】
  • 酸化物、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、合金等、多岐にわたる単結晶作製技術を有し、産業用途のみならず、基礎科学等で必要な結晶材料も迅速に提供。
【シンチレータ】
  • 種類、形、大きさなど、顧客からの様々な要求に応じて製造。インゴットのみならず、小さいサイズの結晶やアレイ化(複数配列)にも柔軟に対応。
  • 放射線検出器にも対応し、ヨウ化ストロンチウムや臭化セリウムなど吸湿性の高い結晶は封缶して供給。
【圧電単結晶・同デバイス】
  • 水晶に代わる材料としてランガサイト型結晶(人工結晶で圧電材料の一つ)に着目した圧電単結晶。ランガサイト型結晶は、室温から融点まで相転移がないため、自動車エンジンの燃焼圧センサー等の有力候補となっている。また、BAW(バルク弾性波)としての応用も検討されている。
  • 振動子や発振器、フィルタなどへも応用可能と考えられており、これらの供給要請にも対応。

企業の将来像

  • 医療機器関連では、がんの早期発見に有用とされる陽電子放射断層撮影装置(PET)に使われるシンチレータの需要増が見込まれる。既に海外の大手メーカーに試作品を提供しており、受注拡大をめざす。
  • 資源探査向けに高温でも劣化しにくいシンチレータを開発。シェールガスやレアアースの需要拡大に伴う、高温の深い地中で資源の位置を探り当てる放射線センサーの需要増加に対応していく。
  • 東北が誘致をめざしている放射光施設や国際リニアコライダー(ILC)でも結晶材料の採用をめざす。
  • このように、医療やセキュリティ、資源探査等の分野における結晶材料の需要の伸びを見据え、製造装置を増やして生産拡大を図るとともに、製造委託先を増やしていく。

新事業・新商品開発可能性※システム・インテグレーション株式会社の監修による。

いま見えている姿■ 電子装置、電子部品製造業 ・単結晶及びそのデバイスの製造販売、コンサルティングを行う。大学発の先端技術でグローバルに活動。工場は持たず製造は地元企業に委託・主力製品は、放射線計測センサーの基幹部品「結晶材料のシンチレータ」や、スマートフォンの音響部品等に使用する圧電結晶など さらなる広がり■ 通信機器、信号装置製造業/電子装置、電子部品製造業/情報処理ソフトウェア業/精密機械分析機器理化学機械製造業 ・特殊センサーデバイス開発 単結晶の特性を活用して、医療・セキュリティ・ICT等に用いる特殊なセンサーを開発する。従来のセンサーデバイスとの組み合わせも行う ・RFIDチップ 電磁波をかけると、ある周波数を返信するRFIDタグのチップとして使う。単結晶でチップを作るので、高温にも対応するRFIDタグが出来る:危機管理(防災)セキュリティ業/真贋認証チップ 単結晶で特殊チップを作り、真贋認証チップとして使う。高価な製品や特殊な製品の真贋を判定するチップ

知的財産(主な特許・ノウハウ・ライセンスなど)

特許ライセンス
  • アレイ製造方法、シンチレータアレイ(東北大学保有特許 第5080910号の供与)
表彰・受賞歴
  • 大学発ベンチャー表彰2015「経済産業大臣賞」
  • 2016第8回みやぎ優れMONO認定「放射線検出器用シンチレータ単結晶」

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